私の価値観を変えたのは
こんにちは。ヨガベルテンポの齊藤郁恵です。
私はイタリアが大好きです。イタリアがというよりも、イタリア人が好きです。個性的で、カッコよく見せる方法を知っていて、おしゃべりで、愛情深く、家族への愛情は強く、そして保守的です。もちろん、皆ではありませんが。
先日、友人の友人(イタリア人のLさん)が営んでいるPUBへ行きました。たまたま居合わせたブラジル人(名前を聞かなかったのでBさん)と3人で、ぺちゃくちゃお喋りをしていた時の事。Bさんが子供たちにはポルトガル語を専攻できる大学に行ってもらいたいな、○○大学とか、と言ったので、私はそういう風に思うものなんだなと感じていました。Lさんは?と聞くと、「大学に行くこと」が目的なのではなく、人生をどう生きるかは社会や家族、友人等から学ぶもので、学校は単に勉強を教わる場に過ぎないと。1人のイタリア人男性と1人のブラジル人男性の話で、その国の国民の価値観は測れませんし、私はブラジルの事は何も知りませんので、単に私が感じた事なのですが、2人とも20年以上日本で暮らして、Bさんは少し日本人的な価値観になりつつあり、Lさんは日本に溶け込みながらも、イタリア人としての根底の価値観は変わらないのだなと。2人は恐らく、決して外国人にとって暮らしやすいとは言えない日本で、多くの苦労をし、時には自分の意見を必死で押し殺し、自分の居場所として日本を選び、母国への郷愁を感じながら生活しているのでしょう。
今日、私がこの話を書いたのは、Lさんの「人生は学校で学ぶのではなく、社会等で学ぶもの」と言う話がとても好きだったからです。私も全く同意見です。正にイタリア。私は高校3年生で進路を選ぶ時、すぐに社会に出る事以外考えていませんでした。両親は(特に母)は、時間の無駄でも良いから進学した方が良いと思っていたようですが、何せ勉強が嫌いだったのと、進学に意味を見出だせなかったのです。結果的に51年生きて来て、すべき時に勉強をしておけば、自分の人生違う生き方もあったかな、と思う一方で、自分なりに考えて選択して来たこの人生を正しかったのではないかと思っています。そしてそう思えるようになったのは、ヨガとの出会いと2010年にイタリアに滞在し私の価値観がガラリと変わった事にあります。
ヨガとイタリア(そして今回登場しませんでしたが、犬も)は私の中心です。私の人生を次のステップへ向かわせる時、常にそばにいて支えてくれる事でしょう。
Ikueのイタリアプチ情報
イタリアには多くの観光地がありますね。ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ナポリecc
大きな町から小さな町まで。町を散策していると、行きたくなるのがトイレ。イタリアには日本のように町のいたる所にコンビニはありません。公衆トイレもない。デパートなんて滅多にない。さてどうします?

それは日本のコンビニ的存在であり、皆の憩いの場、BAR(バール)に行くのです。気持ちよくおトイレを借りたら、たったの1ユーロで飲める美味しい美味しいカッフェを頂きましょうね。お水だって、ガムだって何でも買えちゃいますよ。