ヨガと仏教

こんにちは、ヨガベルテンポの齊藤郁恵です。クリスマスも過ぎ、新年を祝う準備が街のあちこちで進んでいるのを目にします。私は、日本のクリスマスが好きではない。クリスマスはキリスト教の宗教行事であり、カップルの為のイベントでも、ケーキを食べる為でも、子供にプレゼントをあげる為でもない。日本では、12月26日になるとクリスマスの飾りは全て撤去され、今度は門松作り。節操がないにもほどがある。私は熱心ではないが仏教徒で、大晦日には除夜の鐘を聴いて、元旦には初日の出を拝み、新年を祝う日本人でありたいと思っている。


さて、先日かねてより行きたかった永平寺を、ようやく訪ねることができた。前回の寒波の後だった為、寒さが一段落した時で、予定通り到着出来た事は幸いだった。到着してすぐに、受付で座禅体験を申し込んだ。一時間弱の体験時間の中で、実際に座った時間は10分から15分位だったか。途中姿勢が乱れてくると正してくれるのだが、それが何とも心地よく、希望して警策も頂いてみた。座りやすい姿勢を作る為に、軽い準備運動みたいなことを行うのだけれど、その時に案内係の雲水さんが「体を柔らかくし長く座っても疲れない体を作る」というような事を言ったのを聞いて、ヨガと同じことを教えるんだなぁと思った。

座禅の時間も含めて、私は3時間程お寺の中にいた。それぞれの伽藍の中を見たり、雲水さん達が作務をしている姿を眺めたり、全く飽きることがなく、もっともっとその場にいたかった。何がそう感じさせるのかわからないけれど、心落ち着く場所なのだ。福井駅に行く途中、親切な食堂の店主さんが車で最寄りの駅まで送ってくれた。その方によれば、雲水さん達は、寒さと眠気と空腹に向き合う日々だという。


今日改めて、以前NHKで放送した永平寺のドキュメンタリーを観た。なぜだか涙が出て仕方がなかった。ご興味ある方は「永平寺 禅の世界」で検索を。

禅の修行はひたすら内観すること、ヨガもしかり。アーサナの練習は動く禅。

人が平和に幸福に毎日を送るには、他人を羨ましがったり、妬んだりせず、自分に起こった災いを他人のせいにせず、自分の心を見つめることが必要で、それを阻むものからは、なるべく遠ざかることが必要ではないかと、私は考える。

次は、冬の囲いのない永平寺を見てみたい。しばらく住んでみたい。









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